4WD-ヨンダブルディ-

美容師とお客さんと酒と話

インタビュー

第1回 PRプランナー ハタ 前編 〜変にブームをつくらない〜

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ceasevenの代表である合渡慎介が、他業種のお客様と酒を酌み交わしながらダラダラ語る、誰が得するのか分からない見切り発車企画。
今回は第1回、PRプランナーとして活躍するハタ氏に突撃。
三軒茶屋の人気店”鉄板焼き ひむか"で繰り広げられる熱くて暑いドタバタコメディの前編です。

PRプランナー ハタ氏

ハタ(以下:H)、合渡(以下:G)

変にブームを作らない

G:前にハタくんから聞いた話で、変にブームを作らないって言ってたよね。
あれ、なんだっけ??
テンペ??栄養価高くて、ヘルシーでローカロリーで〜。

H:美味しくないやつですよね??(商品名は内緒w)

G:そう!それそれ!

H:一時期、人気出すぎてスーパーから商品が消えたりしましたからね。

G:いわゆる、みの(もんた)さんが紹介するような現象でしょ?

H:自分が事業側でやってて、この仕事に就く前でメディアに取り上げられたら売れるぞ!って色んな番組に書き込みまくって。
それで取り上げていただいて、日経のヒットランキング30位とかまでいって。

G:それで、これならPR業界で仕事できるんじゃないかって思ったの?

H:いや、それがたまたま、新卒で入った会社の先輩がPRの会社をやってて。
それまでPRっていう仕事を知らなくて、その先輩にそういう仕事だよって教えてもらって。
ウチ来ない?って言われてその会社に入ったのがきっかけです。

G:その商品のブームが一気に来て、商品がもうないってなって、それじゃダメだからって工場作ったんだよね?

H:そうですね。

G:それで、これからだって時に、ブームが去っちゃって・・・
そこに会社が投資をしてたから、その後大変だったって話。
だから、ハタくんはバーンっていうブームじゃなくて、続けていきながらも徐々に上げていくっていうのが大事なんですっていうのを、出逢った最初の頃に教えてくれた。長い目で見たブランディングってやつだよね。

よく行く三茶の知ってるお店があるんだけど、もう流行ったら終わりって言ってて。インスタ映えが怖いってw

H:逆にねw

G:あれやられたら終わりだって。
大きくバーンって出したいお店と違って、ウチとか地元に密着したお店とかは、ゆっくりでもいいからファンを少しずつ増やしていくイメージだからね。

 

素材を世の中にフィットさせる
僕らはゼロイチじゃない

G:ハタくんのなかで流行る秘訣とかあるの?
例えば、何かを流行らすためにどんな事を考えるとか?

H:それって瞬間瞬間違うじゃないですか?
今だったら、インスタ映えみたいなのはわかりやすくて良いと思うし、お客さんや業種によっても全然違いますよね。

G:なら、大きな意味で何を大切にするとかは?

H:時流ですかね。

時の流れ。

僕らの仕事って元ある素材を世の中にフィットさせる仕事なんです。
すごい良いものあっても、世の中に伝わっていない事もあるし。
「今の世の中でいうとこういう事ですよね」っていう風に、時流引っ付けていく仕事なので、世の中のメインストリームに、クライアントさんのフィットする場所がどこなのかっていうのを探してるというか。

飲食店で短期的に考えるんだったら、インスタ映えがわかりやすい集客になりますよねみたいな
美容業界だったら、例えば訳わかんないぐらいの金額でとるとか。
業態違いで箱を出ていくってことで何か違う事をやるとか、昔でいったら1000円カットとか、デフレ時代にフィットさせるために、ユガますこともよくありますね。

でも、本当にやりたいことと違うことをやってもらってまで、どこに載せたいのかっていうディスカッションがすごい多い。

G:良い話してるなー今のはいただいてるw
話題を作っていくってことが仕事なわけだよね?

H:作るというか、どっかの話題に引っ付けていくって事に近いんですかね。
もともとサービスの弱いところって、結局何しても負けるんで。

G:コンンテンツが大事って事ね。

H:僕らはゼロイチじゃないんで、1を3とか10とか。
1の力次第で、同じことやっても、10倍はね返る時と、全然はね返らなかったりもするんで。
普通に何もしなくても、素材良くてちゃんと伝えればメキャクチャ跳ね返ってきますし。

G:いわゆる、ただ世の中に知られてなかっただけで。

H:世の中にすごい合ってねっていうモノや、ポテンシャルが高いモノであれば余計なことしなくても結果出ますし。
逆にダメなモノを無理にひっ付けても、瞬間瞬間、誤魔化しで何となく出していくってなるんで継続しないし本質ないじゃないですか。

はね返ってきた時に偽物だと負けるんですよ。
ビジュアルの良い飲食店でも、マズかったらお客さんは返ってこないし、情報を出すのって簡単だけど、お客さん繋ぐって別の問題。

G:リピーターになってもらうとか、ファンを増やすとかに繋がるよね。

H:僕らも、もし情報を一気にリリースした時に、リターンできる準備できてますかって話はクライアントによくしますね。
もし全国で1000店舗の店だったら、1回面白いモノ出せば、1000店舗一気に対価できるんで、それってものすごく効率的だし、店舗側にそれを変えてもらえたら良いわけですけど。

1店舗だったら、ただ行列ができて全然ペイしないとか。
同じ投資でも全然違うんで、そこの受け皿ですね。小さい店舗だと、流行り過ぎてももしょうがないじゃないですか。

予約取れないし、電話は鳴るし、それで手間はかかるし。

お客様は、あー予約取れないねって去っていくし。だったら、今いるお客さんを倍来てもらうとか。そういうこと考えた方が会社にとっても良いし、お店にとっても良いよねって。

 

R社には騙されない

G:今、美容業界もすごい大変で・・・

「人口は減っていく」「単価は下がっていく」
そのなかで何をやっていくのかっていったら、多くの美容師さんはインスタとかSNS使って新規客を増やすって考えるわけ。

例えば、有名美容ポータルサイトとか使って月に数十万広告費かけてたくさん新規客を呼び込む美容室もある。
でも結局それをやってるってことは、リピーターが付いてないからやってるわけで、そこに気づかないと一生新規客を取っていって、1回だけのお客さんをこなして、なんとなくその月の売上出してじゃだめで・・・

H:R社さんの思う壺ですよねw

G:結局限界産業だから、美容って。

俺が月に1000人も切れないわけで、自分のキャパいっぱいぐらいの人数で、深いお客さんをどれだけ増やしていくかって事の方が重要。

だけど、R社さんの煽りがあってw

大事なのは集客です!それにはある程度投資が必要です!って。

結局美容室オーナーは数字とかデータに弱い人が多いから、ダマされるわけですよ
頭のいいR社さんにw

数字とデータ並べたら、首を縦に振ってくれるって思われてる・・・

R社さんはウチら美容業界のクライアントをちょっとバカにしてるんだろうね。

H:書けないけどもw

G:書こ!
末端の営業の人も、多分スクリプトがあるからそれを言ってるだけだと思うんだけど、お金の大切さを考えて欲しいわけ〜。

 

中編に続く。

鉄板焼き ひむか

東京都世田谷区太子堂1-14-14
ライオンズマンション207

http://www.teppan-himuka.com/

-インタビュー

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